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山々を背景にした緑の風景

​診療内容

診療内容

​心のケアについて

【児童・思春期の心のケア】

男の子
女の子

幼児期から思春期にかけて発症する精神疾患全般、発達障害および関連する諸症状、児童虐待の影響による精神的問題などについての診療を行っています。対象とする症状は、抑うつ、不安、緊張、苛々、情緒不安定、強迫観念・行為、幻覚、不眠、食欲不振、粗暴行為、自傷行為、心理的問題が関係する身体症状、不登校、チックあるいは抜毛など多岐にわたります。

また、コミュニケーションの問題、こだわり、多動といった幼児期以降の発達傾向に関する相談も受け付けています。

当クリニックでは、心身の不調や生活の諸問題について、できるだけ具体的な解決法を考え改善していくという姿勢で相談やカウンセリングを行なっています。カウンセリングを行う臨床心理士は女性も5名在籍していますので、お子様も安心してカウンセリングを受けていただけます。

​■対象症状​

対象症状​

神経症(不安障害、強迫性障害、適応障害、解離性障害、身体表現性障害など)、摂食障害、発達障害(知的障害、自閉症など)、多動性障害、情緒障害、素行障害、チック、統合失調症、気分障害(うつ病、そううつ病)、身体疾患にともなう精神障害、他

この様な症状でお悩みの方は受診してください

この様な症状でお悩みの方は受診ください​

おばあさん
男の子
おじいさん

​■周産期における母子の心のケア

周産期における母子の心のケア
憂鬱な母
赤ちゃん

周産期のメンタルヘルス の問題は、妊娠中のうつ病や不安障害、産後うつ病、強迫性障害、ボンディング障害など多様であり、重症化も危惧されます。

 

特にうつ病は、妊娠中に7-20%と高率に出現し、産後うつ病の最も強いリスクファクターであることが指摘されています。

 

当院では早期に発見して適切に介入し、心身の不調や生活の諸問題について、できるだけ具体的な解決法を考え改善していくという姿勢で相談やカウンセリングを行なっています。カウンセリングを行う臨床心理士は女性も5名在籍していますので、女性の方でも安心してカウンセリングを受けていただけます。

周産期心のケアの重要性

日本における周産期精神障害の頻度は、最も多いうつ病で妊娠中5.6%、産褥期5.0%と報告されています。 周産期のうつ病や産褥精神病は、自殺・虐待・子殺しなどの重要なリスク因子であり、できるだけ早期に発見して適切に介入する必要があります。

一方、産後にうつ病をはじめとする精神疾患を発症する女性の90%以上が、妊娠中の問診やEPDSなどのスクリーニングで精度よく抽出できることが報告されています。

また、周産期の母親の心理状態が将来の子どもの情緒的および神経的発達にも大きな影響を与えることが明らかになって来ました。

このように周産期の母親の精神的な問題は、すでに妊娠中から子どもに影響を与えており、またさまざまな形の虐待や愛着障害という問題を通して、将来の子どもの健全な成長・発達を妨げる可能性があります。できるだけ早い時期に適切に介入することにより、その影響を抑え、修復することができることもまた証明されているので早期に受診して治療することが大変重要です。

特に妊娠期の妊婦への薬物治療は胎児に与える影響が大きいためリスクが大きく多剤併用は難しいことから、カウンセリングによる症状の改善が大前提となります。

周産期における精神科医の役割

このような症状でお悩みの方は受診してください

周産期心のケアの重要性
周産期における精神科医の役割
診療の流れ

​■診療の流れ

1.医師との面接

最初に簡単な心理テストや血圧測定を行ない、医師による診察とカウンセリングを行ない、問題点を整理して治療法について相談します。心理士によるカウンセリングが必要と思われるときは、心理士を紹介します。入院が必要な場合は相談の上、入院施設を紹介します。法律的な対応が必要なときは弁護士の先生を紹介します。​​

2.心理士による心理カウンセリング

問題の解決に長時間の面接が必要な場合に行ないます。九大精神科と教育学部から先生が来られます。予約制で、時間は1回40-60分かかります。費用は原則として健康保険の範囲で行なっています。治療にはある程度時間がかかる場合も少なくありませんので、焦らず諦めずに粘り強く続けることが必要です

3.薬剤の処方について

法律による制限や警察の指導により、リタリン、エリミンの処方は行なっておりません。また事故防止のため、ハルシオン、ロヒプノールなどを指定して希望される場合も処方はお断わりしておりますので、御諒承下さい。

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